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通常、ロードセルセンサーの誤差率は0.01% 位であると言います。正確なことはロードセルごとに異なるため、ロードセルの仕様書やデータシートを見れば確認できます。
先ず、入力(+)と入力(-)の間に10V(推奨電圧)を入れると、出力(+)と出力(-)に0~20mV位が出るはずです。接地線はアースや、パネル、シャシー、ケーブルなどにシールドすれば良いでしょう。出来れば、絶対接地線を入力(-)と接続しない方が望ましいです。何故ならば、実際の外部環境ではノイズを多く受けるからです。
原理はホイートストンブリッジ計算法をよく調べてみれば詳しく出ています。G=0でなければならないですが、0にならなく、歪みによって微細な電圧が発生するようになりますが、その程度を測定することです。
その出力電圧である0~20mVをOP-AMPなどで増幅させて0~5Vに作ります。 増幅器などは販売しているものもありますが、添付したデータシート上の会社もアンプを販売しており、日本のUNIPULSE( http://www.unipulse.com )という会社が有名です。しかし、増幅器を外部に取り付けなくても可能です。AVRを見ると200倍アンプを使ってADCを受信するチャンネルがありますが、そのチャンネルで入力を受信すれば良いでしょう。
精密な測定を望むのではれば、アンプを直接製作しても良いと思います。増幅したものを AVRの ADCへ入力してもいいと思います。推奨したセンサーの範囲は0~150kgまでですが、均一に0~20mV 程度に出るはずです。センサーごとに少しずつ値が異なるので、センサーを他のものに替える度に、再キャリブレーションが必要になると思います。
そして、キャリブレーションを行う時には、例えば100kgを計ってみたら10mVであるとしたら、50kgを計ってみると5mVが出るはずです。均一に出る具合をみて、それを採用すればいいと思います。また、上板を乗せる場合、上板まで含めて零点を取って計算するのが望ましいです。お役に立てれば幸いです。 ありがとうございます。
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