日本ニューティーシー株式会社



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タイトル ステッピングモーター駆動部(AM-MS2、AM-CS2P)の使用
お名前 administrato… 11-09-28 15:08
ステッピングモーターの駆動部とステッピングモーターの熱のために悩んでいますか? 先ずは、下記の内容を確認してみてください。

ステッピングモーターの仕様が5Vであっても、弊社のステッピングモーター用コントローラーは24Vを定格で使用します。普通、ステッピングモーターは通常仕様の3倍~8倍位の電圧をかけてドライブします。また、弊社のステッピングモーターの駆動部であるAM-CS2PとAM-MS2は仕様上、無負荷時に10Vから作動するようになっており、24V定格で使用します。トルクが弱い場合、12Vに必要な電流だけを供給しても円滑に稼動されます。また、そのようにしても、ステッピングモーターの駆動部の内部では24Vを生成してくれます。ですが、このような電圧変換の効率上において熱が発生することがあるので、24Vを供給するのが最も望ましいです。

また、電流が充分に供給されなくなると、電圧が不安定になりながら、モーターの駆動部に熱が発生する場合があります。電流が充分に供給されない原因は、モーターの駆動部に供給される電流を供給するパワー部分である、SMPSが充分な電流を供給できない仕様であるか、故障の場合です。仕様上では稼動できるものになっていても、実際には正常に仕様を満足させない規格のものも多くありますのでご注意ください。弊社のステッピングモーターの駆動部は最大3Aまで使用することが可能でありますが、1.5~2A以上になる場合には放熱板を追加装着しなければなりません。最大仕様にして使う場合は、モーターによって違いますが、モーター1台当りに概ねDC 24V 5Aまで使用できる24V 100W程度のSMPSを使用するのが望ましいです。但し、モーターによっては消耗される電流が異なることを参考にしてください。
また、モーター駆動部に負荷を掛けて回すと、モーター駆動部の中央にある可変抵抗を回して適したトルクで出力されるように、適したデバイスで合わせなければなりません。この部分の調整がうまくできれば、モーター駆動部やモーターから熱の発生が軽減されます。もし、ステッピングモーターのドライブにモーター用電圧へ供給してくれる電圧は何ボルトを入れていますか? 最低12V位を掛けることで稼動となり、電流のトルクによって違いますが、上記で説明した通りです。
参考までに、小さいライントレーサー程度のものであれば、12V 1A位のSMPSを使用すれば稼動されます。
弊社(株)ニューティーシー (NEWTC)からもステッピングモーターの駆動用SMPSの24V 100W SMPSを販売しています。必要な方は弊社までお問い合わせください。
また、SMPSは充分なものを採用したとしても、SMPSからモーター駆動部を繋ぐ電線が細すぎると、 充分な電流が届かなくなり、同様の不具合によってモーター駆動部から熱が出る場合がありますのでご注意ください。電流が円滑に流れるような充分な太さの電線を使うことが非常に重要です。